WikiReaderのレビュー
先日、当ったWikiReader(英語版)がアコニさんから送られて来たので、率直な使用感などレビューしたいと思います。
機能について
細かい機能についてはWikiReaderのサイトを御覧になるのが間違いないと思いますが、要点をまとめると。
- Wikipediaの情報がオフラインで見ることが可能
- Wikipediaのトピックを取り扱うので、膨大な情報を持ち歩ける
- 単4電池2本で動作
- 軽い
- Wikipediaを閲覧するためのシンプルな機能
- ボタンは3っつ。Search、History、Random
- タッチスクリーンでキーボード入力、画面スクロール
- 高速起動
オフライン使用を前提としているため、通信費などは一切かかりません。
アップデートはMicroSDを使って行うことができるようです。
使用感について
流石専用端末といったところで、非常に軽快に起動し、トピックのサーチを行うことができます。
その点だけでも、iPhoneのWikipediaリーダー系のアプリとは一線を画しています。
操作についても説明書要らずのシンプルさで、周りの友人に使わせてもすぐに使いこなせていました。
ただ、液晶表示についてだけはちょっと残念です。
(消費電力的には有効なのでしょうが)バックライトのないモノクロ液晶のため、暗所での使用は不可。
また、スクロール時の画面のチラつきも気になります。ゲームボーイでマリオをやったときの感じに似てると思いました。
長時間いじって情報を参照するのはこたえますね。
あと、画像表示不可もイタイ。概念を伝える時にはどうしても図が必要です。
まとめ
液晶表示の件と画像表示不可の点が気になりますが、Wikipediaをオフラインで閲覧するための端末としては最低限の機能は持っていると思います。
ただ、オフラインの環境でWikiPediaにアクセスせざるをえない状況は、この日本ではそうそうありませんので、私含めiPhoneユーザは、アプリでの対応で十分かと感じます。
ですので、恐らくこのWikiReaderは私の引き出しの中で眠り、たまのイベントなどで珍しいガジェットとして紹介されるようなことになるんじゃないかと思います。
※追伸※
しかしながら、実は日本語版の購入にちょっと迷っています。
旅行のおとも(史跡の説明、ガイド役)として活用できると思いますし、iPhone側の電池消費を防ぐことができます。
併用のメリットが見いだせるようであれば、日本語版の購入に踏み切るかもしれません。